受賞者のみなさま、おめでとうございます!

自由で夢のある作品を見せていただき、大変楽しい気持ちになりました。皆さんの発想力とアイデアに驚かされ、最優秀賞になった作品「飲み終わったらロケットかん」などは大人は想像がつかないアイデアです。

スチール缶の86%は鉄鋼の工場にまわって新しい鉄に作りかえられるという優れた特性があります。鉄はヒッタイトの時代から4千年の歴史がありますが、自由で夢のあるアイデアを次の人たちが必ず実現してくれると期待し、ぜひ次世代で新しい鉄の時代をつくりあげてください。

天野育朗さん

東京・杉並区立方南小学校2年
<感想>
ぼくはいつもせかいじゅうのくにに行きたいと思っていたので空かんロケットを考えました。もし、みんなが空かんをきちんとリサイクルしたら、ぼくがデザインした空かんロケットが本当にできるかもしれません。
学校の先生からじゅしょうのお知らせを聞いた時、すごくびっくりしました。家ぞくのみんながとてもよろこんでくれました。これからもアイディアいっぱいの楽しい絵を書きたいです。どうもありがとうございました。
<審査の総評>
この作品は、空き缶でも飲み終わって外の広場に持っていくと、大きくなって宇宙ロケットになりいろいろな星に探検に行けるという。小さい子は知識や常識にとらわれず、想像や願いを描く。この夢は突拍子もないことに思えるが、空き缶を積んで人が入れるくらいの大きな空き缶のロケットに作り上げることはできる。私たち大人もこのような自由な発想をすれば未来は拓けるのにと、教えてくれます。まさに発想大賞です。

小泉さと子さん

東京都立荒川商業高等学校2年
<感想>
このコンクールには、学校の授業の一環で応募させていただきました。飲んだ後は、捨てられてしまう缶ですが、捨てずにとっておきたい缶があったらいいなと思ってデザインしました。賞をもらえてとてもうれしいです。これからもがんばろうと思います。
<審査の総評>
コンピュータを使ってしっかりしたデザインをしています。このまますぐに製品化して使えます。手形にへこみがついて持ちやすくなっていると共に、手や爪のデザインを選べる楽しみがあります。飾り物にもなる、上品で実用的なデザインです。

出口詩織さん

愛媛・松山市立みどり小学校5年
<感想>
デザインに興味があったので、インターネットでこのコンテストを見つけ、応募しました。作品のアイデアは、前からこういう缶ジュースがあったらいいのにな、と思っていた物です。書いているうちに、これが実現したらいいのに、と夢がふくらみました。学校で先生に「優秀賞だったよ。」と言われた時、とてもうれしくて、家に帰ってもドキドキが止まりませんでした。これからも、いろんなデザインにチャレンジして行きたいです。
<審査の総評>
少ない中身で2種類の飲み物が楽しめる。さっそく製品化できる作品です。組み合わせ方で3種でも4種でも、また、毎日いろんな組み合わせの飲み物を楽しめる。この作品のように「こんなのがあったら楽しいな!」というのを、自由に発想して下さい。

新井里奈さん

東京・世田谷区立瀬田中学校1年
<感想>
私は、小学校の頃から、絵を描くのが大好きでした。この、コンクールの話を先生から聞いた時、すぐに描きたいと思いました。このハートの缶は、持ちやすく、占いもあり、気分がウキウキするような、買って楽しめる物を、デザインしました。まさか自分が、入賞するとは、思わなかったので、とってもうれしかったです。これからも、大好きな絵を、描き続けたいです。
<審査の総評>
缶に「今日運勢(おみくじ)」が付いている。どこにでもありそうでなかった。今は占い・運勢ブーム。「おみくじシール」を貼るるだけで売り上げ倍増、間違いなし!ですね。

中田唯さん

東京・杉並区堀之内小学校5年
<感想>
私は、「こんな缶があったら良いなぁ」と思い浮かんだ事を、すべてこのデザインにつめこみました。入賞したと初めて聞いたときは、嬉しさと驚きが混ざった気持ちでいっぱいになり、あまり実感がわきませんでした。このスチール缶で、1人でも多くの人に「美味しい」と言ってもらえたら、嬉しいです。
<審査の総評>
缶ジュースが冷えすぎて、すべってつかみにくかった経験や、リングの穴ではちいさい子だと中身が多く出てこぼれてしまうといったことを見たり経験したことは、だれにでもあるでしょう。そこに目をつけた「人に優しい製品づくり」へのヒントが示されています。

塚田かおりさん

東京・江東区立第2砂町中学校2年
<感想>
先生から「入賞」したと言う事を聞き、喜ぶどころか、驚きでいっぱいでした。スチール缶のデザインは、とにかくユニークでインパクトのある作品にしよう・と思って作りました。私のつくった作品を、色々なかたに見ていただけることと、このように評価していただけたことを大変嬉しく思います。またこのような機会があったら、ぜひすすんで参加したいと思います。
<審査の総評>
マグカップのように取っ手をつけた缶。熱いものも冷たいものも安心して飲める。コーヒーなどのように、ゆっくり味わいながら飲む雰囲気。生活感あふれるデザインで、開発されたらブームになるかも。

大瀬良あすかさん

福岡・福岡市立原中央中学校2年
<感想>
私は、入賞するなんて思ってもいなかったので、驚きました。何気なく出した一枚の作品が、こんないい賞をもらって良いのもか、もっと良い作品を作れば良かったと考えたりもしました。でも、自分の作品がいろんな人に認めてもらえたんだと考えると、とても嬉しくなりました。入賞できたのは、美術部や陰で支えてくれた人があってのことで、周りの人にも感謝しています。本当にありがとうございます。
<審査の総評>
いろいろな果物をかたどったジュース缶。置き物や貯金箱などにも使える楽しい空き缶になる。リサイクルって、捨てて回収するということだけでなく、他に楽しい使い道を考えると、資源の節約にもなるし、いいですね。

審査委員長の遠藤友麗・聖徳大学教授(前文科省視学官)から上位入選7作品についての審査評をいただきました。

表彰式終了後は、スチール缶が再生された後の鉄の再生品の例として日本最大の鉄塔『東京タワー』の見学会を合わせて開催いたしました。