自治体でのスチール缶プレス売却価格とスクラップ価格の関係

自治体で選別加工したスチール缶プレスは、ロット等の関係から、あいだにスクラップ処理業者、運搬業者などを通して鉄鋼メーカーに納入されます。このため鉄鋼メーカーでのスクラップ購入価格(炉前価格)から、中間経路でのコストを差し引いた価格が自治体のスチール缶プレス売却価格となります。

スチール缶プレスの価格動向(2015年~2016年)

スチール缶プレス価格も堅調な推移、年初から40%程度の値上がり

スチール缶プレスの価格も基本的に堅調な推移を続けています。関東地区のスチール缶プレスの今年1月平均価格は1トンあたり平均9,900円でしたが、8月の平均価格は13,800円となり、約40%値上がりしている状況です。 他の鉄スクラップ価格と同様に4月から5月にかけて急伸・急落に見舞われました。 しかし、基本的には「右肩上がり」で、価格は回復傾向を示しています。また、品質・成分が明確なスチール缶スクラップの品質に対する評価は高く、安定的に発生する製鋼原料として、さらに存在感を増しています。 国内電炉メーカーの中では、鉄スクラップの代表品種であるH2(特級)を上回る価格を設定しているところもあります。 このため、高品質なスチール缶プレスには高値取引も引き続き見られます。