なぜスチール缶はリサイクル率が高いのか?

2017年度、分別収集は全国の96.6%の区市で実施されています。

その中でスチール缶を分別の対象にしている区市は96.6%と高い割合を示しています。

このように各自治体で「家庭ごみとして分別して出せば簡単にリサイクルされる」分別回収システム(分別収集・資源化処理)の普及があるためにスチール缶は高いリサイクル率を保持できるのです。

分別収集を実施している自治体の割合

2016年度スチール缶の資源化に関するアンケート実施状況

当協会では、自治体の分別収集への取り組みの現状を把握するために、スチール缶の資源化という点に焦点を絞り、収集方法や資源化施設の状況等についてのアンケート調査を毎年行い、情報提供につとめています。

調査対象期間 :
2017年4月~2018年3月
実施時期 :
2018年6~7月
対象 :
全国の市及び東京23区(計813区市)
回答自治体数 :
738区市
回収率 : 
90.8%
人口カバー率 : 
総人口の87.5%
注・総人口は総務省統計局「2017年度10月1日現在推定人口」126,706千人

スチール缶のスクラップは、全国74の製鉄工場でいろいろな鉄製品に再生されています。

2017年の世界の粗鋼生産量は約16億9千万トンと過去最高の生産量となりました。日本も約1億500万トンと高い生産水準で、内外で高い鉄スクラップ需要があります。2018年の世界生産は初めて17億トンを上回り、国内も高い生産水準を維持する見通しです。スチール缶スクラップは高品質で有用な製鋼原料として、高い評価を得ています。

住民の協力による分別排出の徹底、自治体や事業系の分別収集システムの完備、資源化センターやスクラップ加工業者の選別・加工精度の向上などにより、スチール缶スクラップの品質は年々向上しています。

缶スクラップの一部がシュレッダー処理されて、缶スクラップ以外の規格として流通したことにより、2008年度からシュレッダー処理された量の一部を把握しています。