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「STEEL CAN AGE」Vol.5 庄野真代号

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Vol.5 庄野真代号
2001年3月発行

“環境の世紀”に想う
「あき缶処理対策協会」から
「スチール缶リサイクル協会」へ

あき缶処理対策協会理事長
三村 明夫

1973年にスチール缶の散乱防止とリサイクルを目的に発足した、あき缶処理対策協会は2001年4月1日から、「スチール缶リサイクル協会」に名称を変更します。

今回の名称変更のねらいは、当協会が何を目指して活動している団体なのかを、より明確にご理解していただくことにあります。

協会発足当時、あき缶の大部分はスチール缶で、その多くは埋立や焼却処理されていました。しかし最近では、包装容器も多様化しリサイクルへの関心が高まる中、使用済みスチール缶はすでに80%以上リサイクルされています。

こうした時代の変化を踏まえて、“環境の世紀”と呼ばれる21世紀にふさわしく、散乱したスチール缶のない美しい社会環境づくりと、循環型社会形成に適したスチール缶のリサイクルシステム定着を目指しているという想いを、新しい名称「スチール缶リサイクル協会」にこめています。

当協会はこれまで、ポイ捨て散乱防止・美化のために、国内外における散乱防止・清掃システムを研究し、自治体などと連携して美化マニュアルやモデル都市づくりに取り組んできました。また毎年、(社)食品容器環境美化協会、(社)日本観光協会と共同で、観光地の合同美化キャンペーンを開催してきました。

その一方、スチール缶のリサイクルについては、市町村の分別収集システムの開発と、回収されたスチール缶スクラップの受け皿の整備を推進していきました。

「消費者による資源ごみの分別排出」「市町村によるスチール缶の分別収集」「事業者によるスチール缶スクラップの再生利用」という協力態勢のもと構築されたリサイクルシステムは、循環型社会に最も適した最良の方法と言えます。

スチール缶の分別収集に取り組む自治体数は、2000年9月現在3,046市町村にのぼり、全体の94%に達しています。またスチール缶スクラップも、現在では北海道から沖縄まで全国80カ所あまりの製鉄工場で広く利用されています。

当協会はこれからも、循環型社会構築に向けて、スチール缶がリサイクルしやすく、実際に80%以上がリサイクルされていることをご理解していただくための広報活動や、小中学生に対する教育啓発活動を積極的に展開し、スチール缶の散乱防止とリサイクルをより一層推進していきます。(談)
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