協会の動き

2003年スチール缶リサイクル率は、前年比1.4ポイント増の“87.5%”

2003年のスチール缶リサイクル率は87.5%となり、3年連続で経済産業省の産業構造審議会ガイドラインである85%以上の目標を達成しました。スチール缶は①磁石につくという特性から磁力選別機により大量に自動的な選別が可能②自治体の分別収集システムが普及③スクラップを鉄に還元する受け皿(鉄鋼メーカー)の体制が整っていることなどを背景に、世界トップレベルのリサイクル率を誇っています。
※2003年スチール缶リサイクル率
 再資源化重量797千t/消費重量911千t=87.5%

鉄人28号『スチール缶は安心缶』キャンペーン開始

来年、映画公開予定の「鉄人28号」が、昨年に引き続きスチール缶のイメージキャラクターとして活躍します。スチール缶は①密封性が高いため酸化しにくい②光を通さないため劣化しにくい③強度があるので破損しにくいという中身の品質への安全と、リサイクル率が高く再生も自在という環境に優しい特性があります。そこで今年は「スチール缶は安心缶」をキーワードに、大手飲料メーカー14社のご協力のもと、ポスターや再生スチールを材料の一部にした携帯ストラップで、スチール缶の良さを広くPRしていきます。

スチール缶フリーデザインコンクール表彰式

スチール缶のリサイクルの重要性と鉄の優れた特性への理解を深めるため、全国小中高専門学校生を対象に「スチール缶フリーデザインコンクール」を実施しました。353点の応募の中から、小学校2年生 天野育朗君(東京都杉並区方南小学校)の「飲んだらロケット缶」が最優秀賞に選ばれました。3月26日に表彰式を行い、宮本理事長が挨拶をしました。

2004年合同美化キャンペーンスタート

スチール缶リサイクル協会、大塚製薬(株)、(社)日本観光協会四国支部、(財)徳島県観光協会の共催により、徳島県小松海岸で美化キャンペーンを開催しました。大塚製薬(株)徳島本部の社員・家族、地元のサーファーのボランティアなど、約200名の参加を頂き、盛況のうちに終了しました。この様子は四国放送の放映やラジオの生中継で紹介されました。清掃活動結果の収集量は、①缶類40kg(スチール缶、アルミ缶合わせて約1,200缶相当)②ガラス・陶磁器類20kg③その他250kg、合計で310kgでした。

スチール缶リサイクルの現場見学

6月18日にごみ問題ジャーナリストの江尻京子さんと東映・教育映像部の方々とともに、埼玉県三郷市にあるダイワスチール東部事業所で、固められたスチール缶が1,600度の高温で溶かされ長さ100mの鉄筋棒に生まれ変わることを確認しました。同社は関東有数の電炉メーカーで三郷市・春日部市などで回収されたスチール缶を年間6万トン程度使用して鉄筋棒などを作っていますが、関東のビルのほとんどで使われています。

エコライフ・フェア2004に出展

今年15回目を迎える「エコライフ・フェア2004」(開催日:6月5、6日/場所:代々木公園 主催:環境省)に出展しました。来場された多くの方に、スチール缶リサイクルの重要性と協会の活動をPRしました。

アンケートご協力の御礼と集計結果のご報告

前号STEEL CAN AGE vol.11の読者アンケートに、多くの方々から回答を頂きました。アンケート結果は、今号STEEL CAN AGE vol.12に反映させて頂きました。ご協力、誠にありがとうございました。

 

散乱ごみの実態

Q

最近の傾向として、主にどんなものがポイ捨てされているのですか?

A

(社)食品容器美化環境協会が実施した首都圏・近畿圏の90カ所の散乱ごみ実態調査によれば、散乱ごみの中で最も多いのは「たばこの吸い殻」でした。飲料容器の割合は低かったようですが、まだまだゼロではありません。2000年度から過去3回の定点調査で、全体的にポイ捨て行為そのものは減少していないものの、清掃活動の活発化により散乱ごみは減少傾向にあるようです。スチール缶も皆様のご協力によりリサイクル率は年々上がっていますが、分別収集されれば確実に資源になりますので、スチール缶への理解をさらに呼びかけ、リサイクル率100%、散乱ごみ0%を目指します!