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「STEEL CAN AGE」Vol.16 リサ・ステッグマイヤー号

STEEL CAN HISTORY

Vol.16 リサ・ステッグマイヤー号
2006年8月発行

■内容物の品質を“ロングライフに守る”一般缶

「缶の履歴書」シリーズではこれまで、身近な缶という点から、主に飲料缶を中心に扱ってきたが、普段あまり意識されていないながら身近な缶として「一般缶」というジャンルがある。今回はこの一般缶に焦点を絞って紹介する。

スチール缶の約17%を占める「一般缶」 スチール缶には大別すると、缶ジュースや缶コーヒーなどの「飲料缶」、みかんや魚の缶詰などの「食料缶」、のり・お茶・クッキーなどの「一般缶」、食品用などの「18リットル缶」に分けられる。

平成17年の生産量で見るとスチール缶全体は73万9,000tで、内訳は飲料缶・食料缶が58万1,000tで約79%、一般缶が12万7,000tで約17%という構成比になっており、一般缶は20%には及ばないものの想像以上に普及している。

身近なところに多く見られる一般缶 ところで一般缶とは、全国約100社の製缶メーカーで構成されている全日本一般缶工業団体連合会によれば、スチールを素材とする家庭用小型缶が中心で、大半がオーダーメイドで製造されている。複雑な形状と金属印刷を施すことから別名、美術缶とも言われている。具体的にはお茶、海苔、お菓子などの容器として使用されている。

意識して周囲を見回してみるとオフィスでも家庭でも、多くの一般缶の存在に改めて気づかされる。
美術缶など

日本での起源はお茶缶 ブリキ茶入 わが国でそもそも一般缶が登場したのはいつ頃だろうか。定説とされている起源は江戸時代の文久年間(1861〜1863年)に京都の竜文堂安之助が製造したお茶缶などだったとされている。ブリキは輸入された品物の容器のブリキを再利用したもので、その後、各地で金物業者が手作業で少量の製品を製造するようになった。

なお、現存する一般缶の企業で最も古いと考えられるのは京都の開化堂で、1875(明治8)年に創業し、手造りの印籠缶(茶缶)を製造した記録があり、同社は今日まで131年の歴史を持つ。

容器として7つの特長 せんべい缶 江戸時代にさかのぼるわが国での起源がお茶缶だったとは、まさにスチール缶の特長を先取りしたものだと言える。つまり「密封・防湿性」に着目したからに他ならない。

スチール缶の特長として、この「密封・防湿性」のほか、「遮光性」「耐衝撃性」「耐水耐熱性」「危険物適性」「印刷性」「リサイクル性」の7つがあり、さまざまな用途に応じて容器としての優位性を発揮している。一口に言えば内容物の品質を“ロングライフに守る”優れた容器である。

こうした特色が評価された一般缶の主な用途は、食品分野では海苔、お茶、せんべい、コーヒー、紅茶、クッキー、ココア、食用油など。雑貨分野では筆箱、貯金箱、蚊取り線香、ごみ箱などに利用されている。

近年の大きな傾向としては、お中元、お歳暮などの贈答用が減る一方で、人気キャラクターを刷り込んだお菓子、化粧品、アクセサリーなどの用途が増えており、「生産量は下げ止まりとなり、これからプラスに転ずるのでは」と期待されている。

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