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「STEEL CAN AGE」Vol.22 三倉茉奈・三倉佳奈

MY ANGLE

Vol.22 三倉馬茉奈・佳奈号
2009年8月発行

「廃棄物学会」から衣替えした
「一般社団法人 廃棄物資源循環学会」は
今後どのように進もうとしているのか?

一般社団法人 廃棄物資源循環学会会長
(東京大学環境安全研究センター教授)
山本 和夫 氏
2008年12月1日、「廃棄物学会」は「一般社団法人 廃棄物資源循環学会」として新たなスタートを切りました。私たちは廃棄物の適正処理や再資源化の推進を中心に20年近い活動実績がありますが、近年、特に資源循環を見据えた研究活動へと展開しています。今回、一般社団法人の申請に併せて、“資源循環”の4文字を団体名に組み入れることとし、団体名称と活動内容の実態を一致させた一般社団法人化の実現に至り、新たな決意のもと事業を展開しているところです。

当学会では、廃棄物の低減および循環型社会の形成に向け、学術の立場から情報発信、問題提起・提言を行っています。社会との密接なコミュニケーションは特に重要で、経済、法学、社会科学の分野で活躍する人たちなど学内外を問わず学識者以外の行政・事業者・消費者など多様な方々の参加をいただき、さまざまな問題解決に向けた取り組みをしています。そのためには、学術的基盤をベースに、ある種のミッションを持ち問題解決に努める「実学」が重要です。このようにあらゆる分野の方々との連携した総合的な観点から社会に貢献したいと願っています。

市民がつくるごみ読本『C&G』
従来の廃棄物学会時代から、学会活動の一環として年1回編集・発行されている、市民がつくるごみ読本『C&G』。市民の観点から見た廃棄物問題、解説記事、取り組みなどを掲載している。
市民との協働も重要です。一般の読者向けに、市民の立場で『C&G』(写真参照)という雑誌を年刊で発行しています。また市民の活動をまとめた展示を行う市民展示イベントも毎年開催しています。

さらに今後、循環型社会の形成を国際的な視点で展開していくことも不可欠です。特に鉱物資源などでは国際的レベルでの資源循環を可能にする仕組みを構築して調和的発展をいかに実現するかが課題です。あらゆるグローバル化が進む中、資源に関しては、日本は輸入に頼らざるを得ない部分が多いのですが、資源小国日本には「技術」・「人材」・「知恵」という私たち日本人が培ってきた財産があり、ソフト面での貢献が可能です。そうした立場を前提とした日本ならではの国際貢献が求められる時代になってきました。日本として、まずはアジアを中心に国際的な学術連携を深め、発展途上国への国際貢献を含めて取り組んでいきます。その一環として本年5月に韓国廃棄物学会との間で、英訳論文誌を今後年4回発行する協力協定を締結しました。

廃棄物資源の世界は入口から出口まで幅広い関係先があり、それぞれの方々の多様性(立場)を認識した上での連携が求められています。従来の実績をさらに発展させるため、当学会の活動を広く周知すべく情報発信に力を入れ、各方面の方々との連携を強化し、社会貢献を果たしていきたいと考えています。(談)
1954年東京都生まれ。1985年東京大学助教授を経て1995年東京大学教授に就任。2003〜2007年東京大学環境安全研究センター長を務める。以後、廃棄物学会会長、大学等環境安全協議会会長、日本容器包装リサイクル協会副理事長、国土審議会水資源開発分科会専門委員、中央環境審議会廃棄物リサイクル部会臨時委員などを務める。専攻は衛生工学。著書(監修)に『まちの施設たんけん 7 ごみ処理場・リサイクルセンター』(小峰書店)などがある。
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 URL:http://www.jsmcwm.or.jp
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