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「STEEL CAN AGE」Vol.28 有森裕子

Vol.27 高橋英樹号
2012年2月発行
文化と芸術の杜・上野公園、庶民的な商店が軒を連ねるアメ横、古いまち並みが残る谷中、浅草寺や仲見世通りを中心とした国際観光地の浅草。東京・台東区にはさまざまな見どころがあり、年間約4,000万人が観光や買い物に訪れる。大江戸清掃隊は、こうした来訪者をもてなす心でまち美化を行っている。

江戸っ子の粋な心意気

昔、江戸っ子たちは「江戸しぐさ」という、日常の立ち居ふるまいから言葉づかいまで、人とのつきあい全般にわたる知恵を持っていた。その江戸しぐさの一つに「のばし箒」がある。のばし箒とは、自分の家の前だけでなく、お隣やお向かいの門前まで掃き清めるというもの。今も江戸の情緒が色濃く残る台東区では、のばし箒という粋な心意気を胸に、区内在住・在勤者によって大江戸清掃隊が2001年に結成された。

大江戸清掃隊は地域や道路、公園などを月1回以上自主的に清掃するとともに、区や地域の美化向上キャンペーンに参加し環境美化活動を行っている。発足当初は商店街や町会などを中心に活動が始まり、その後は清掃協力会や老人クラブ、地元の企業や学校など、さまざまな団体が加わった。登録者数は発足時86団体780人から、現在では267団体3,645人にまで増えている。

まちに広がる信頼の輪

蔵前に本社を置く婦人バッグメーカーの(株)ヤマト屋では、毎週月曜日の朝、大江戸清掃隊の半てんを身にまとった従業員が総出で周辺地域の道路や植樹帯、側溝の清掃を行っている。大江戸清掃隊は台東区が隊員登録認定を行っており、ユニフォームの半てん、ごみ袋を配布するほか、チリ取りや竹箒から路上に吐き捨てられたガムを除去する機器、落書きを落とすジェル状の消し材まで、さまざまな清掃用具を貸し出しているが、同社では自前で清掃用具一式を取り揃えるほどの熱の入れようだ。正田誠社長はまち美化への想いを次のように語る。

「2010年にお隣の墨田区から引っ越してきたのですが、まち美化を通じて蔵前の皆さんに『ご苦労様』と親しく声をかけていただくようになり、信頼が生まれました。実は当社のまち美化歴は30年になります。いつお客様がいらっしゃってもいいように、整理整頓と掃除の徹底を心がける"会社磨き"の一環として始めたのがきっかけでした。まちは企業を育ててくれます。だからこそ地域を大切にしていきたいと考えています」


(株)ヤマト屋正田 誠社長


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