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「STEEL CAN AGE」Vol.35 平野 レミ

Vol.34 横山 剣号
2015年8月発行

利用動線に合わせてごみ回収ボックスを設置

中央道談合坂SAリサイクルボックス高速道路のSAで発生するごみの資源回収状況を知りたくて、東名道や中央道といった大幹線の高速道路を管理・運営する中日本エクシス(株)に問い合わせた。「SAの商業施設内で排出されるごみは各テナント、SA 内のリサイクルボックスに捨てられたごみは中日本エクシスが、各SAで分別とリサイクルを進めています。それでは中央道談合坂SAをご案内しましょう」(中日本エクシス(株)若林俊二さん)

談合坂SAは中央道の東京側から最初のSAで、2011年に中央道初の複合商業施設としてリニューアルオープンし、特に週末や行楽シーズンには家族連れを中心に多くの利用者でにぎわう。車やバスからSAに降り立った人たちの流れを見ると、多くはトイレやごみを捨てにリサイクルボックスへと向かう。その後、商業施設に入ったり、自動販売機で缶コーヒーなどを購入する。缶コーヒーを手に急いで自分の車やバスへ戻る人たちもいれば、その場で飲み終え缶をリサイクルボックスへ捨てていく人たちもいる。

「コンビニのように店舗内にリサイクルボックスを置き、利用者のモラル向上とごみ減量化を進める対策も考えられるのですが、SAではお客様の利用動線に合わせてトイレ周辺など、わかりやすい場所にごみ種別のリサイクルボックスを集約設置しています。リサイクルボックスからごみがあふれないように、適宜バックヤードの処理施設に持っていき、手作業による分別を再度行い、ペットボトル、缶、びんは業者に委託してリサイクルし、可燃ごみや不燃ごみは自治体のルールに従って事業系一般廃棄物として処理しています」(中日本エクシス(株)武見将史さん)

談合坂SAでは、ごみ回収ボックスを下り側敷地内2カ所、上り側敷地内3カ所に設置し、ペットボトル、缶、びん、プラスチック・ビニール、紙くずなどの5分別回収を行っている。テロ対策の一環として中が見える構造になっているほか、投入口をごみの形状に合わせて混入防止を図っている。また飲み残しを捨てる専用ボックスを併設し、容器包装のリサイクルを推進している。年間回収量は259.1tにのぼり、その内訳は紙くずなど171t、ペットボトル33t、缶29t、びん18t、新聞・雑誌7t、その他1.1tとなっている。

中央道談合坂SAごみ処理・資源化施設




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