- ホーム
- スチール缶リサイクル
- リサイクル率
リサイクル率
2020年度のスチール缶リサイクル率は94.0%
2019年度のスチール缶リサイクル率は、2016年度から始まり2020年度を目標年度とする自主行動計画2020(第3次自主行動計画)のリサイクルの数値目標「90%以上維持」を達成しました。
スチール缶リサイクル率が高い理由
2020年の世界の粗鋼生産量は約18億8千万トンと5年連続で過去最高の生産量を更新しました。コロナ禍を要因とする経済低迷で鋼材需要が減少し、一時的に粗鋼生産量は急減しました。しかしその後は各国とも回復に転じ、新興国では粗鋼生産量がコロナ前の水準を上回ったためです。2021年は生産回復・増加傾向が続き、原料需要は好調です。スチール缶スクラップは高品質で有用な製鋼原料として、引き続き高い評価を得ています。
住民の協力による分別排出の徹底、自治体や事業系の分別収集システムの完備、資源化センターやスクラップ加工業者の選別・加工精度の向上などにより、スチール缶スクラップの品質は年々向上しています。
缶スクラップの一部がシュレッダー処理されて、缶スクラップ以外の規格として流通したことにより、2008年度からシュレッダー処理された量の一部を把握しています。
日本におけるスチール缶リサイクル率の推移

2011年度 | 2012年度 | 2013年度 | 2014年度 | 2015年度 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
消費重量(千トン) | 682 | 664 | 611 | 571 | 486 | 463 | 451 | 433 | 427 | 393 |
再資源化重量(千トン) | 617 | 603 | 567 | 525 | 451 | 435 | 422 | 403 | 398 | 369 |
リサイクル率(%) | 90.4 | 90.8 | 92.9 | 92.0 | 92.9 | 93.9 | 93.4 | 93.2 | 93.3 | 94.0 |
品目別リサイクル率・回収率・収集率等
