収集方法
排出容器
分別収集を行っている区市は全国の99.4%に及びますが、分別収集を行う際にスチール缶と同じ排出容器に入れる資源物の種類は、複数回答で、アルミ缶87.3%、食品用スチール缶(食料缶)86.7%、のり・お茶缶(一般缶)79.2%でした。
排出容器は、自治体の指定袋を含む「プラスチック袋」が半数、「コンテナ・ネット・かご」が半数の自治体で使われている。
収集後の処理
施設に持ち込まれたスチール缶の85.3%がブロック状のプレスに加工されますが、一部の区市は選別・加工をせず、そのまま売却・処理をしています。
スチール缶の選別方法
スチール缶を加工する前の処理工程では、「磁選+手選別」が52.0%と一番多く、次いで「磁選のみ」が 30.6%である。
磁選をしている自治体を合わせると 8割を超える。

スチール缶の加工の形態
85.3%が「プレス」に加工されている。 一方、6.8% が「選別・加工はしない」で そのまま売却・処理している。

不燃ごみからのスチール缶の回収状況
不燃ごみからのスチール缶回収量は年間約13千トン
アンケートで不燃ごみからのスチール缶回収量(または鉄類回収量)に回答した516区市によると、2024年度実績で鉄類全体の回収量は合計199,616トン、うちスチール缶は9,487トンでした。
これを全国ベースに換算すると、鉄類全体の回収量は268,862トン、うちスチール缶は12,778トンになります。
不燃ごみからのスチール缶(鉄類)回収量
(2024年度実績より推計)
